わたのふとんは、ふくろのようにぬったふとんの側(かわ)をうらがえした上に、板になったわたをなんまいもかさねて、おもっているあつさにしていきます。側のかたちにわたをかたちつくって、うらがえしいてある側をおもてにして、わたを側のなかにいれます。さいごに、すこしあいている口(くち)をいとでぬいます。あとはなかのわたがずれないように、ふとんのうえからしたに、いとをなんかしょかとうして(綴じる)できあがりです。
@ わたは、インドやメキシコなどのちほうで、わたの木に、花をさかせます。
その花にわたのふぁっとしたものができます。それが、わたの原料(げんりょう)なります。
A
そのわたのふぁっとしたものを、手でつみ、あつめてかたくします。(やく150Kgぐらいこれを日本にゆしゅつします。
B
このわた(原料[げんりょう])を買って工場できかいにかけてふわふわのわたにもどします。このとき、しょくぶつのたねや、かす、ほこりなどをとりのぞきます。
C
そしてから、ふわふあしたわたを板(いた)のようにのばしていきます。
D
1まいのわたでやく380gぐらいです。しきふとん(100×200cm)で18まいから20まいくらい、かけふとん(150×200cm)で10まいから12まいくらいつかってつくります。まいすうをへらすと、うすいふとんができます.