A1)ふとんのなかに はいっているわたは どうやって のばしているのですか ?

混ぜるのには大きなドラム缶の様な中へ入れて機械でぐるぐる回して均等にします。そうするとみんなくっついてひとかたまりになります。
それを今度は布団綿の長さに伸ばします。これも丸いドラム缶の様な物に巻き付けるようにしてから今度は平らなところへ幅約90センチ長さ約2メートルくらいにして切ったものを置きます。切るのも機械でやります。それを縦に三つ折りにして30センチの幅になったものを今度は半分づつに折ってゆきます。縦横30センチくらいになったら袋の中へ10枚づついれて縛っておきます。

A4)わたを のばして くっつける きかいって あるの ?

混ぜるのには大きなドラム缶の様な中へ入れて機械でぐるぐる回して均等にします。そうするとみんなくっついてひとかたまりになります。
それを今度は布団綿の長さに伸ばします。これも丸いドラム缶の様な物に巻き付けるようにしてから今度は平らなところへ幅約90センチ長さ約2メートルくらいにして切ったものを置きます。切るのも機械でやります。それを縦に三つ折りにして30センチの幅になったものを今度は半分づつに折ってゆきます。縦横30センチくらいになったら袋の中へ10枚づついれて縛っておきます。

A5)ふとんのわたは、どこで つくられているの ですか?

現在日本の綿を使って布団を作っている工場は無いと思います。全部外国からの輸入品です。日本では土地代や人件費が高く又綿の栽培に適した所が少ないためです。布団綿にするのに最も良く使われるのはインド、アメリカ、エジプト、ウルグアイ、パラグアイ、メキシコなど沢山の国の物をミックスします。繊維の長いもの太いもの短いもの柔らかいものを混ぜ合わせて例えば敷布団にはしっかりとして固くなるように種類を選びます。

A7)とれたわたが ちょっとしかなくても ふとんはつくれるの?

もし中に入れるものが100%綿だとすると約3、5キログラムほどかかります。勿論 厚いのが好きな人薄いのが好きな人とありますからはっきりとは言えません。
有る程度ないとつまり欲しい布団の中に入れるだけの綿は必要です。

B2)ふとんは とりのはねでも できるんですか?

鳥の羽でも出来ます。その鳥の種類によってごわごわしたり暖かくなかったりします。大体は水鳥で作ります。
鳥の布団は羽根布団と呼ばれています。
昨年アメリカへ留学している未知の人からおたずねが有りました。自分はディベイトの時間に動物を殺して服を作る代りに羽根で作った服を着ることを提案しています。羽根布団は水鳥を殺して作るのだったら一緒だから教えて下さい、とのことでした。

皆さんはどう思いますか?

実は羽根布団は鳥肉を食べて後の残った羽根で作るのです。一番の目的は食肉を取るためです。

B3)どんなふとんも おんなじ つくりかたなんですか?

とっても変った形でも大体綿を縦横の順番で並べ不必要なところを取り除いて作りますから同じです。

C1)ふとんは どこで つくっていますか?

工場です。

C2)なかが わたじゃない ふとんって ありますか?

羊毛、ポリエステル、麻、絹、真綿、羽毛、藁色々あります。

 

 

C3)ふとんには どんなしゅるいが あるんですか ?

上掛け、敷、こたつ布団、座布団など

 

C4)ふとんを なんで ほすんですか ?

日光に干すと殺菌しますし、眠っている間に含んだ汗を取り除きます。軽くなりますし清潔になります。

C5)なぜ ふとんと いうんですか?

ふとんは普通 布団と書きますが元は蒲団と書きました。中国で昔から蒲を円くした布の中へ詰めて敷いていたからです。

 

C6)ふとんは なんで きもちいいんですか?

気持ちいいからでしょう。自分に合った布団に眠るときは最高ですよねえ。

C7)がいこくにも ふとんは ありますか?

外国にも勿論あります。ヨーロッパでは羽根布団の中の折れた物を取りだし新しいのを足して作っていき古いのを布団綿を打ち直して何度も使うように長く使うそうです。

 

C8)ほかのくにの ふとんのなかには わたがはいっているのですか?

ヨーロッパでは羽根布団の中の折れた物を取りだし新しいのを足して作っていき古いのを布団綿を打ち直して何度も使うように長く使うそうです。

嘘か本当かどうかは私には解りませんがイギリスのエリザベス女王は世界で一番高い布団使っていらっしゃるそうです。なぜなら中身があほうどりの羽根だからだそうです。あほうどりは皆さんも良く知っているように保護鳥で希少価値があり今では羽根を取るなど出来ないからです。日本でも明治時代アホウドリを殺して羽根を輸出していた時代もあったようです。現在日本にはアホウドリはこの羽根布団のため絶滅してしまいました。悲しいことですねえ。

C9)ふとんは いつから つかわれていますか?

源氏物語の時代には今のような布団はありません。下は畳の様な物、上は着物をかけていました。もっと昔は獣の皮や藁、麻、木の皮などいろいろありました。
徳川時代のちょっと前くらいに綿が日本でも作られるようになりました。中国の難破船が漂着した時にもたらされたのであろうと言われています。綿は大変高価でしたし布団も勿論大切な財産でした。火事と喧嘩は江戸の花。といわれるほど火事の多かった江戸の町では逃げるとき必ず布団を持っていきました。かえって火がついてよくないのですが、なかなか買えなかったのです。質屋への大事な質草にもなったようです。今では信じられないのですが・・。

これくらいで如何でしょか?

一度近くの布団屋さんを見つけ皆さんで出かけて下さい。

家の子供は大和郡山市に住んでいます。

奈良は何となく懐かしい気がします。

では 綿作りが上手く行きますように願っています。