■わた @繊維、または繊維状のものが絡まり合ってひとまとまりの状態になっているもの。 Aワタ(植物)、またはそれから取れる繊維。 B布団や座布団、ぬいぐるみの詰め物(繊維の種類を問わず呼ばれる)。 C蚕の繭から作られる絹の真綿。(木綿綿の生産が始まる以前:室町時代頃まで) Wikipedia わた http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%BF ■ワタ ○アオイ科ワタ属の植物の総称。 ○一年または多年草。 ○漢字では、【綿】または【棉】と書く。 ○【綿】 【木綿】 【綿花】 【草綿】と呼ばれことある。 ○摘み取るまでを棉、種子を取り除いたものを綿というが、区別しないことが多い。 Wikipedia ワタ属 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%BF%E5%B1%9E ■木綿綿 ○ワタの種子から取れる繊維。 ○【木綿】 【綿】 【綿】 【綿花】と呼ばれることもある。 Wikipedia 木綿(もめん) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E7%B6%BF ■ゆう ○楮の木の皮を剥いで蒸した後に、水にさらして白色にした繊維。 ○【木綿】【木緜】と書く。 ○古代(日本にまだ木綿がなかった時代)に使われた。 ○『魏志倭人伝』に、「以木緜招頭」とある。 ○万葉集に「木綿」を「ゆふ」と読ませた歌がある。 Wikipedia 木綿 (ゆう) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E7%B6%BF_(%E3%82%86%E3%81%86) ■キワタ/もくめん ○【木綿】【木棉】と書く。 ○英名 cotton tree ○和名 キワタ ○落葉高木。 ○紅棉、コットンツリー、攀枝花・斑枝花、ワタノキ、インドワタノキとも呼ばれる。 ○熱帯アジア原産。 ○中国では古代から栽培されている。 ○種子に白い毛が生えており、枕、布団の綿などとして使われる。 Wikipedia 木綿(きわた) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%82%BF ■カポック、パンヤ、パンヤノキ ○和名 カポック、パンヤ、パンヤノキ ○英名 Kapok ○落葉高木。 ○アメリカ・アフリカ原産。アメリカや東南アジアなどで栽培されている。 ○カポックの実から採れる繊維は撥水性に優れ、枕などの詰め物やソフトボールの芯として使われている。 Wikipedia カポック http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AF ■コットン 英語のCotton、フランス語のCoton、イタリア語のCotone、オランダ語のKatoen、スペイン語のAlgodбnなどは、すべて同一の語源(アラビア語の「クウトン」あるいは「グゥトン」)からできたとされる。 (東西交易で活躍したアラブ人が、インドの綿花を西へ広めたことで、各地の言葉に残ることになった) ■苞(ほう) ○つぼみを包んでいる葉。 ■刮ハ ○綿の実(花が咲き終わり、膨らむ部分) ○成熟するとはじけて、実綿が現れる。(この状態を綿花とも呼ぶ) ■実綿 ○綿毛に覆われた綿の種子。 ○種付きの木綿綿。 ○コットンボール。 ○「みわた」とも言う。 ■綿毛 ○長く伸びた繊維と短い地毛がある。 ○長い繊維をリントまたは繰綿と呼ぶ。 ○短い繊維をリンターまたは繰屑綿と呼ぶ。 ■綿花 ○刮ハがはじけて綿が見えている状態のもの。 ○成熟し、摘み取った実綿(コットンボール)。 ○ワタ(植物)。 ■繰る ○実綿を繊維と種に分けること。 ■原綿 ○種子を取り除いた綿。 ○繰綿とも言う。 ■綿繰り機 ○実綿をローラーの間に通し、種子と繊維に分離させる道具(機械)。 |
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